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2014/06/03

「あなたを抱きしめる日まで」鑑賞

先日、「あなたを抱きしめる日まで」を観てきました。スティーブン・フリアーズ監督作品。出演:ジュディ・デンチ(「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」)、スティーヴ・クーガン、ソフィ・ケネディ・クラーク、アンナ・マックスウェル・マーティン、ミッシェル・フェアリー、バーバラ・ジェフォード、ルース・マッケイブ、ケイト・フリートウッド、ピーター・ハーマン、メア・ウィニンガム他。第86回アカデミー賞、作品賞、主演女優賞他ノミネート作品。

1952年アイルランド、未婚の母フィロミナは強引に修道院に入れられた上に、息子を養子に出されてしまう。それから50年、イギリスで娘と暮らしながら常に手離した息子のことを案じ、ひそかにその消息を捜していたフィロミナ(ジュディ・デンチ)は、娘の知り合いのジャーナリスト、マーティン(スティーヴ・クーガン)と共に消息を追う旅に出るのだった。

ロードムービー的に、アイルランド、アメリカを訪ね歩きます。信仰心の厚いフィロミナと神の存在を信じないジャーナリスト、マーティンのちぐはぐコンビが面白く、ユーモラスに描かれていきます。しかし、真実が明らかになっていく内に、シリアスなムードになっていきます。

なんと息子はアメリカに養子に出されていて、そこにはお金が動いていたというのです。これが実話に基づいた物語だというのですから、本当に信じられないことが起こっていたのです。足跡を辿っていく内に、こころが折れそうになることもありました。それでも、息子を知っている人たちに会いたい。少しでも話しを聞きたいと言う強い想いが、彼女を突き動かしていたのでした。

しかし、そこには関係者の強い信仰心(それも盲目的な)が二人を隔絶することになってしまったのです。終盤、真実を隠蔽していたことに対して、怒り心頭に発すマーティンでしたが、そんな彼をフィロミナがたしなめます。信仰心の無い私としては、それは道徳的には許されない行為だろうにと思わずにいられませんが、すべてを赦そうとするフィロミナでした。ここも信仰心のなせる業なのでしょう。

10代で未婚の母となり幼い息子と強制的に引き離された女性の奇跡の実話を描くヒューマンドラマ。

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