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2014/10/10

「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」鑑賞

先日、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」を観てきました。ジョナサン・グレイザー監督作品。出演:スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・マクウィリアムズ、リンジー・テイラー・マッカイ、ドギー・マコーネル、アンドリュー・ゴーマン他。 

スコットランド。街中で一人の美しい女(スカーレット・ヨハンソン)に声を掛けられた男たちが姿を消す事件が発生していた。自らの妖艶さを武器に次々と男たちを誘惑する女だったが、当初は、慈悲のかけらも無く男たちを操っていたが、顔に障害を持つ男性との出会いをきっかけに、人間的な感情を持つようになっていくのだった。

こいつは凄い。最初の感想。冒頭からなんの説明もなく、台詞も少なく、粛々と儀式のように行われる捕食の模様が描かれます。怒濤のように送り込まれる、意味深なイメージ映像にもやられていきます。キューブリックの「2001年宇宙の旅」を見ていたときのイメージ・情報の洪水のようなあの雰囲気に似ています。

いったい何が起こっているのだ。あいかわらず説明もないままですが、何か荘厳な物事が行われているように思えてきます。音楽も不協和音が続き、得体の知れない恐怖感がこみ上げてきます。

後半になると謎の女は、自分の行為に疑問を持ちはじめ、逃亡。人間らしく生きようとし始めますが、そこには別の捕食者の存在があったのでした。そして、驚愕のラストが待っているのでした。

難解なような作風ではありますが、いずれにしても物語に引き込まれて行っているのは事実でした。何でもかんでもわかりやすく描けば良いというわけではないのでしょうが、時にこのような作品と出会うと、自分の認識が間違っていたのではないかと、どきりとさせられます。考えさせられる作品と言うことでしょう。

次々と男たちを誘惑していく地球外生命体が、顔に障害のある男性との出会いをきっかけに人間的な感情を抱くようになっていくサスペンス。

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