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2014/12/16

「ゴーン・ガール」私的映画考Vol.298

先日、「ゴーン・ガール」を観てきました。 デヴィッド・フィンチャー監督作品。出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンス他。

アメリカ・ミズーリ州。幸せに満ちた理想的な結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)だったが、結婚5周年を迎えたその日にエイミーの姿が忽然と消える。家には争った形跡があり、さらにキッチンからエイミーの大量の血痕が見つかった。警察は失踪と他殺の両面から捜査を進めるが、ニックを疑いはじめる。この事件は注目され報道は過熱、ニックは全米から疑いの目を向けられ、次第に秘密が明るみになっていくのだった。

失踪当日にはじまり、1日目、2日目と進んでいき、合間に過去の出来事が挿入されると言う展開。本作の脚本を担当したのは、原作者のギリアン・フリン。これが実に大きかったように思います。贅肉をそぎ落とし、よく練られた脚本は、テーマをそこなうことなく、それでいれ伏線が効いていて、素晴らしいの一言。その良くできた脚本を、デヴィッド・フィンチャーが撮るのですから、言うことありません。

後半は、どんでん返しにより、思わぬ方向へと物語は展開していきます。その驚愕の構造でミスリードさせられていたことに気づかされます。これもまた素晴らしい。

テーマも夫婦の抱えるディープな闇をえぐっているようで、男はなんておろかなのだろうと思ってしまいますし、さらに女性の恐ろしさも感じます。人間はどこまで残酷になれるのだのだろうか?そして、夫婦間で最悪の罰とはなんなのか?そんな、身近にあるかもしれない恐怖を感じさせられ、身につまされるような思いに駆られる作品です。

ある日、突然失踪した妻を捜す男が、過熱するメディア報道によって次第に追い詰められていき、あげくに殺人犯の疑いをかけられるようになっていく姿を描くサスペンス・スリラー。

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