« 「スパイ・レジェンド」鑑賞 | トップページ | 新潟で「NGT48」誕生! »

2015/01/27

「レッド・ファミリー」鑑賞

先日、「レッド・ファミリー」を観てきました。イ・ジュヒョン監督作品。製作総指揮・原案:キム・ギドク。出演:キム・ユミ、ソン・ビョンホ、チョン・ウ、パク・ソヨン、パク・ビョンウン、カン・ウンジン、パク・ミョンシン

仲睦まじい家族を装って、韓国国内で任務を遂行する4人の北朝鮮スパイたち。表面上は誰もが羨むような理想の家族を演じながらも、一歩家の中に入れば階級に従い、母を演じるリーダーの命令を順守してスパイ活動を行なっていた。やがて任務と人生そのものに疑問を感じ始めるスパイたち。そんな折、リーダーである妻役のベク(キム・ユミ)は、夫役のキム(チョン・ウ)の妻が脱北に失敗したことを知り、独断で手柄を立て、キムたちを助けようとするベクだったが、逆に大失態を犯してしまうのだった。

あいかわらずなんの情報も持たずに観た作品。家族を演じ、諜報活動を行う時と、家=アジトへ帰った時のギャップが凄まじい。仲の良い家族が一転、軍隊さながらの階級により、直立姿勢で命令口調になり、目を見開いて、部下をなじる様子は、ユーモラスを通り越して、怖ささえ感じてしまいます。

それを和ませるかのように登場するのが、隣の家族。ケンカの絶えない隣の家族を“資本主義の限界”と馬鹿にしてはいましたが、偽りのない感情をぶつけ合うその姿に、次第に心を動かされてゆく4人なのでした。

しかし、祖国に残された各々の家族の命と引き換えに、与えられたミッションをこなしていかねばならない4人。時には暗殺のミッションもありました。ミスを犯した4人に、最後の指令が下ります。それは、“隣の家族の暗殺”でした。ラストはとってもせつない三文芝居。何も変わらない現実の先にいったい何があるというのでしょうか?家族同様、相手を思い合う気持ちで接しない限り国境線はいつまでも閉じられたままなのでしょう。

偽りの家族を装い、任務に挑む北朝鮮のスパイたちが、隣人の家族とふれあい、次第に彼らに憧れを抱くも、そのことがきっかけで運命を狂わせていく姿を描く人間ドラマ。

« 「スパイ・レジェンド」鑑賞 | トップページ | 新潟で「NGT48」誕生! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/102027/61043539

この記事へのトラックバック一覧です: 「レッド・ファミリー」鑑賞:

« 「スパイ・レジェンド」鑑賞 | トップページ | 新潟で「NGT48」誕生! »

2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ