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2015年3月

2015/03/31

2015.03映画鑑賞総括

3月の劇場での映画鑑賞は11本。今年の累計 32本。今月は、多めの本数で推移しました。

0302   サンバ
0304   シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
0306   ビッグ・アイズ
0309   6才のボクが大人になるまで
0311   プリデスティネーション
0313   エクソダス:神と王
0316   きっと、星のせいじゃない。
0318   パーフェクト・プラン
0320   トラッシュ!この街が輝くまで
0323   ナイトミュージアム/エジプト王の秘密
0330   ジュピター

今月は、アクション、サスペンス、ドラマ、ラブストーリーとバラエティに富んだ作品がありました。

今月良かったのは、「6才のボクが大人になるまで。」。6才の主人公が大人になるまでの12年間の家族を巡るドラマを同キャストで追い続けた画期的な作品。普通は小さい時は子役で、大きくなって行くにつれてキャストがそれぞれ変わっていくモノですが、何年かに1回撮影をするという凄い企画なのです。物語的には凄く派手な盛り上がりはしませんが、その時代を感じさせる映像を交えながら、家族の心情を丁寧に描いています。見終わった時には何とも言えないすがすがしさを感じました。

「きっと、星のせいじゃない。」も良かったです。不知の病を患った若い男女のせつない恋の行方を描くラブストーリーでした。お涙ちょうだい的な物語ではなく、前向きに生きることの素晴らしさを、二人で過ごせた瞬間をもてたこと、そんな一瞬でもそれは永遠なんだと思わせてくれる作品でした。

「ジュピター」は「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉弟監督によるSFアクション。昨今、原作付き作品が多い中、オリジナル作品で、それもSFというすごさ。物語もさることながら、映像の新しさに圧倒されました。日本のアニメーション作品に影響されている監督たちですから、どことなくあの作品の影響を受けているなと感じのシーンはありますが、それを実写で作ることが凄いです。

来月4月は、今月始まってまだ見ていない作品を見たあとは、「バードマン」「イミテーションゲーム」「ワイルドスピード/スカイミッション」と続きます。いよいよ本年度アカデミー賞を制した「バードマン」の公開です。楽しみは続きます。

2015/03/30

新しいテレビを買おう!その4

現在、リビングではソニー4Kブラビア「KD-55X8500A」を使っていますが、寝室では同じくソニーのブラビア「KDL-22J5」を使っています。特に問題なく使えてはいたのですが、22型ととにかく画面が小さく、見にくさを感じていました。そこで、テレビを買い替えることにしました。

テレビ台を購入し、受け入れ準備は完了です。平行して選定していたテレビを決めないといけません。

メーカーは基本的にソニーなので、ブラビアになります。画面サイズ的には32~40型位を考えていました。リビングでは高画質の4Kテレビを視聴していますが、そこまでは必要ありません。そもそも、ソニーの4Kテレビは49v型が最小です。

いわゆるフツーのハイビジョン液晶テレビから選びます。ラインナップも機能とサイズによって、いくつかあります。サイズも肝心ですが、やはり画質が気になります。プレミアムなW950B、W900B、ハイスペックモデルのW800B、700B、600B、スタンダードモデルの600A、500A。サイズでまずふるいにかけ、そこそこの画質をと言うことでさらに絞ります。

結局、KDL-42W900B 、KDL-42W800B、KDL-32W700Bと言うところになりました。リビングが4Kテレビなだけに、あまりに画質に差がつくようなテレビは困ります。かといって、高価すぎるのも困ります。数字が大きければ高価です。

なかなか決まらないので、家電量販店で実際に画質を見比べます。確かに一番高価な900Bは綺麗でした。当然4Kまでは行きませんが、それに準ずるような美しさがありました。しかし、およそ14万円と良いお値段。他社製の40V型、4Kテレビと良い勝負です。予算もオーバーです。

800Bは画質はそこそこですが、当然価格もそこそこです。700Bになるとかなり画質が落ちる感じです。

こうなると真ん中を取ってKDL-42W800Bという感じでしょう。価格的にも10万円ほどですし、テレビ台のサイズ的にも問題ありません。寝室なので、長時間テレビを観ることもそうそうありませんから、良しとします。

と言うことで、KDL-42W800Bに決定。購入先は、価格・サービスを検討した結果、ソニーストアに決定。さっそく注文し、到着を待ちます。

つづく。

KDL-42W800Bicon icon

2015/03/27

NEX-5T物語 Vol.10

軽量広角レンズSEL16F28+フィッシュアイコンバーターVCL-ECF1を購入し、撮影してみました。

Dsc04469広角レンズは、通常のレンズよりも範囲が広く写りますが、フィッシュアイコンバーターを接続すると、さらに湾曲して写ります。この効果が面白く撮影に活かせれば良いなあと思い撮影に臨みます。

湯沢町のアルプの里へ行った時に撮影した写真がこれ。まっすぐ伸びた木がぐぐっと湾曲していますし、池の畔も曲がって見えます。大地に根ざした木が大きく枝を伸ばしている感じが表現できれば良いなあと言う写真です。

魚眼レンズというのは、上に向けると円を描くようになり、下に向けると半円を描くようなイメージになるようです。これは面白い。

次は、信濃川の朝焼けを撮影しに行った時Dsc05209


のモノ。ホワイトバランスを「蛍光灯」にして、青みが掛かったいろにしてあります。信濃川に架かる赤い橋と、青空に浮かぶ雲、雄大な感じに仕上がっているとは思います。

なかなか面白い味のある写真が撮れました。今後も、効果的な使い方を勉強していこうと思います。

つづく

2015/03/26

ハイレゾって何?その9

2014年12月、ようやく、ハイレゾウォークマン「NW-A16」とヘッドフォン「MDR-1A」が到着しました。

楽曲データのダウンロードが完了しましたので、ウォークマンをパソコンに接続し、転送を開始。終了しましたので、いよいよ音楽鑑賞開始です。

澤野弘之の「機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック2」です。お気に入りのサントラの一つで、これまで、家電量販店でハイレゾ音源を試聴してきた楽曲が入っています。

1曲目はボーカル曲の「EGO」。いきなり響きというか広がり感が違います。何度も聴いた曲でしたが、水の音のような音が聞こえてきました。こんな音が入っていたのかという驚きがありました。

2曲目「DESTROY→SELF-SACRIFICE」。ハイレゾ音源として試聴してきた楽曲です。重低音の金管楽器、たたみかけるような弦楽器、そして、煽り立てるような打楽器群。その音の一つ一つが明確な粒となって聞こえてきます。これは凄い。静かな部分と、大きな部分との対比がまた凄い。これまでのCD音源等は左右だけの広がり感だけでしたが、さらに上下の広がり感が足された感じになり、360度、全方向から音が聞こえてきて、包まれているようです。

全18曲、一気に聴き終えましたが、これまでに何回も聴いた音楽と一緒なのか?という感じで、別物に聞こえました。これがハイレゾです。音源の情報量が多いということが、これほどまでに違うと言うのが凄いです。息づかいや、弦の擦れる音が聞こえてきて、CDとは違うディティールやニュアンスが感じ取れるのです。

ハイレゾは凄いと何度書いても、こればかりは実際に聴いて体験してみないとわからないと思います。理屈はさておき、とにかく試聴してみて下さい。再生機器もざまざまありますし、ヘッドホン、アンプ+スピーカ等々聴き方も各種ありますが、オススメはやはりヘッドホンでの試聴です。家電量販店は様々な音がなっていますから、没頭できるのはヘッドホンなんですね。

ハイレゾ機器はまだまだ高価ですが、それだけの価値があると思えます。今後のステップアップはまだ先ですが、今後は、聴いてみたい楽曲を購入していこうと思います。

つづく。

ソニーストア

ソニーストア

2015/03/25

新しいテレビを買おう!その3

現在、リビングではソニー4Kブラビア「KD-55X8500A」を使っていますが、寝室では同じくソニーのブラビア「KDL-22J5」を使っています。特に問題なく使えてはいたのですが、22型ととにかく画面が小さく、見にくさを感じていました。そこで、テレビを買い替えることにしました。

テレビ台を購入し、組立が終了。ベッドサイドにテレビ台はありますが、ベッドの高さは60cmほどで、テレビ台がロータイプなので、レコーダーの位置が低すぎます。するとリモコンの反応が鈍くなるので不便です。

さっそく対策を講じます。低すぎるのであれば、高くすれば良い。と言うことで、テレビ台だけ上げ底することを検討しました。こういう場合、セパレートタイプのセットなので便利です。

色々と検討した結果、ホームセンターで売っている発泡スチロールのブロックを下に敷くことにしました。コンクリートブロックと同じ形状のもので、色も各色あり、なんと言っても軽いのが良い。耐荷重も問題ありません。横に倒すと厚みが10cmなので、高さ的にも問題ありません。間口が狭まりますが、購入予定のテレビサイズは32~40型位を考えていたので、その点でも大丈夫でした。

39cm×10cm×19cmのサイズと半分サイズのモノを組み合わせて、安定感を持たせて合計5ヶ購入しました。いったん設置したテレビ台を持ち上げ、下にスチロールブロックを敷きました。

設置後、リモコン操作をしてみました。ベッドの上からは問題なく反応します。ベッドを挟んで反対側のテーブルからも大丈夫。床に座っての操作は、反応しづらいですが、滅多にそのような使い方をしないので、問題ありません。あー良かった。これで、ブルーレイレコーダーも安心して使えます。

テレビ台の設置も完了したので、次に買い替えるテレビの選定に入ります。

つづく

2015/03/24

「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」鑑賞

先日、「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」を観てきました。ショーン・レヴィ監督作品。出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン、ダン・スティーヴンス、ベン・キングズレー、リッキー・ジャーヴェイス、パトリック・ギャラガー、ミズオ・ペック他。 

ニューヨーク自然史博物館の展示物に命を吹き込むエジプトの石板(タブレット)の魔力が消えかけていた。最悪の事態を回避すべく夜警のラリー(ベン・スティラー)と仲間たちは、石板の謎を解く鍵を求めロンドンの大英博物館へ向かう。一行はエッシャーのだまし絵に迷い込み、恐竜の化石や九つの頭を持つ大蛇に襲われ、ロンドン市街でチェイスを繰り広げるはめるのだった。

夜になると博物館の展示物が動き出す『ナイト ミュージアム』シリーズ第3弾にして最終章。今度の舞台は、大英博物館だ!最終章らしく、オールメンバーが繰り広げる大騒動で、てんやわんやです。さらに、1作目で夜警を努めていた3人組も登場。

大英博物館にはまた違う展示物がありますので、あれやこれやと別の盛り上がり方をします。中でもランスロットが大暴れ。いい人かと思いきや、突然暴走したりします。アーサー王役でヒュー・ジャックマンがカメオ出演して、そのからみでさらに笑わせてくれます。

今回は自立や、別れがテーマになっているようで、盟友たちとの別れのシーンでは感動させてくれる一面もありました。しかし、夢のような夜の博物館は、永久に不滅です。

展示物に命を吹き込むエジプト王の石板の魔力が消えかかる危機を回避すべく、大英博物館へ乗り込んだ夜警のラリーと仲間たちが大騒動を繰り広げるファンタジーシリーズ第3弾。

2015/03/23

「トラッシュ! この街が輝く日まで」鑑賞

先日、「トラッシュ! この街が輝く日まで」を観てきました。スティーヴン・ダルドリー監督作品(「リトル・ダンサー」)。出演:リクソン・テヴェス、エドゥアルド・ルイス、ガブリエル・ワインスタイン、ルーニー・マーラ、マーティン・シーン、ヴァグネル・モーラ、セルトン・メロ他。 

ブラジルのリオデジャネイロ郊外。親からも世間からも見放された3人の少年たち、ラファエル(リクソン・テヴェス)、ガルド(エドゥアルド・ルイス)、ラット(ガブリエル・ワインスタイン)はゴミ山で一つの財布を拾う。その財布には世界を揺るがすような秘密が隠されており、警察は総力をあげ財布を捜索。少年たちは自分たちの信じる正しい道のために、警察の執拗な追跡をくぐり抜け、財布に込められた謎を解き真実を探そうとするのだった。

貧しいながらも、元気な少年3人組。今日もゴミ捨て場で、作業の日々。そんな時、ラファエルが財布を拾います。そこには、謎のメッセージがありました。神父(マーティン・シーン)、ボランティアのオリヴィア(ルーニー・マーラ)ら大人たちの協力を得ながら、暗号を解き明かしていきます。しかし、警察は執拗に3人を追い、痛めつけます。

それでも止めなかった。正義のために、自分たちの未来のために。世界が変わるかもしれないと言う希望を抱きながら。きっとあとから革命だというかもしれない。そんなことは関係ないけど。緊張感のあるチェイスのあと、ラストは爽快感に包まれます。彼らの未来はきっと明るいに違いありません。

ゴミを拾って生活する少年たちがひとつの財布を拾ったことから起きる奇跡の物語がつづられる人間ドラマ。

2015/03/20

NEX-5T物語 Vol.9

一眼レフカメラの利点の一つにレンズを交換できると言うことがあります。レンズと言っても色々な特徴があったり、機能があります。

カタログ等を見たり、色々勉強して、どのレンズを買おうか検討しました。カメラ購入時にセットになっていたのは、標準レンズと、中望遠レンズです。なので、効果を出せるようなレンズが良いだろうと考え、軽量広角レンズSEL16F28とそれに接続できるフィッシュアイコンバーターVCL-ECF1に決定しました。

軽量広角レンズSEL16F28は、単焦点レンズでE 16mm F2.8。そこにねじ込み式で接続するのが、フィッシュアイコンバーターVCL-ECF1。いわゆる魚眼レンズと言うやつです。昔から、魚眼レンズを使ってみたかったというのもあったので、最初に買うレンズとして選択しました。

ネットで購入しましたので、到着を待ってさっそく試し撮りです。

つづく

2015/03/19

「パーフェクト・プラン」鑑賞

先日、「パーフェクト・プラン」を観てきました。ヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督作品。出演:ジェームズ・フランコ、ケイト・ハドソン、トム・ウィルキンソン、オマール・シー他。

ロンドン郊外の安アパートに住む請負労働者トム(ジェームズ・フランコ)と小学校教師アナ(ケイト・ハドソン)の夫妻は、階下の住人が3500万円の大金を残して突然死したのを発見。警察に届けるか否かに悩む二人だったが、遂に金に手を出してしまう。しかし、それは絶対に手を出してはいけない金だった。金を巡りマフィア、麻薬密売組織、そしてある事件の復讐を誓う刑事がふたりに迫る。ふたりが掴んだのは、恐ろしい陰謀が蠢く闇世界への切符だった。

出所不明の謎の大金を手にしたら、まず、そこから離れないのか?と言う疑問が最初に起こります。確かに、突然豪遊をしたりすれば、目立ってしまい問題が発生する可能性もありますが、とりあえず様子見をするためにも、アパートからは離れるべきではないのかなあと。

内容的には、登場人物、誰もが怪しげな感じがして、警察さえも信じられないような状況に陥る夫婦が四苦八苦していくお話しで、ラストの対決のシーンでは、ちりばめられたピースがはまっていく感じで、伏線を回収していきます。ここは気持ちが良い。ちょっとはましな未来が来るのかもという予感のラストシーンでした。

偶然手に入れた3500万円もの大金が麻薬密売取引に関わるものだったがゆえに、麻薬の売人、警察、フレンチマフィアらの思惑が複雑に絡みあう陰謀に巻き込まれていく夫婦の姿を描くクライム・サスペンス。

2015/03/18

新しいテレビを買おう!その2

現在、リビングではソニー4Kブラビア「KD-55X8500A」を使っていますが、寝室では同じくソニーのブラビア「KDL-22J5」を使っています。特に問題なく使えてはいたのですが、22型ととにかく画面が小さく、見にくさを感じていました。そこで、テレビを買い替えることにしました。

到着した商品をさっそく開梱し組み立てます。大きなダンボールで覆われた商品が3つ。それなりのスペースが必要です。用意するのは、電動ドライバーくらい。最近、大型の組み立て家具を購入することが多かったので、重宝しています。手で回していては、時間が掛かって仕方がありません。

まずはテレビ台。部品がちゃんとあることを確認し、組み立て始めます。引き出しがあるのですが、これにはちょっと苦労しました。基本はネジなのですが、ダボを接着剤で止める部分もありましたし、少々ニオイが気になります。1時間ほどで完成。

続いて、ハイラックを組み立てます。これはカンタン。扉もありませんし、引き出しもありませんから。ただ大きいということだけでしょう。これは1時間かからないで終了。最後に上置きを組み立てます。ハイラックの上に設置する扉付きです。重たくなるといけないので、扉は設置後に組み立てます。1時間弱で終了。

次に3つを合体さする作業に入ります。元からあったチェストとテレビ等を移動し、テレビ台を置きます。その上に、ハイラックをかぶせるように置きます。さらにその上に上置きを接続します。接続用の部品がありますので、ダボ+ネジ止めをします。ひとまず設置は終了。設置は大人2人でないとケガをする恐れがあります。

つっぱり板で天井と密着するのですが、我が家の天井は255cmと少々高めで、この商品は天井高250cmまでと言うのは事前にわかっていたので、つっぱり板と天井までの間に発泡スチロールを挟みました。本当は良くないのでしょうが、突っ張りが効いているので良しとしましょう。

この時点では、テレビはまだ購入していなかったので、元のテレビとレコーダーを置いてみます。40インチくらいのテレビをおけるスペースがあるので、かなりこぢんまりとしてしまいました。テレビ台にはレコーダー等が収納できるようにスペースがありますので、ブルーレイレコーダーを2台設置しました。

ここで問題が発生。天板高が45cmで、その下にレコーダーが入るスペースがありますから、さらに15cmほど低い位置になります。ベッドサイドにテレビ台はありますが、ベッドの高さは60cmほどで、レコーダーの位置が低すぎます。するとどうなるかというと、リモコンの反応が鈍くなるのです。角度を下向きにして操作すれば何とかなりますが、これは不便です。なんとかしなければ!

つづく

2015/03/17

「きっと、星のせいじゃない。」鑑賞

先日、「きっと、星のせいじゃない。」を観てきました。ジョシュ・ブーン監督作品。出演:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ナット・ウルフ、ローラ・ダーン、サム・トラメル、 ウィレム・デフォー、ロッテ・ファービーク 、アナ・デラ・クルス、ランディ・コヴィッツ他。 

ヘイゼル・グレース(シャイリーン・ウッドリー)は末期ガンのため学校にも行けず、友達もなく、酸素ボンベが手放せないでいた。ある日ヘイゼルは、両親の勧めでガン患者の集会に嫌々ながらも参加。そこで出会った骨肉腫のため片脚を切断した青年ガス(アンセル・エルゴート)に好意を寄せられるが、ヘイゼルは傷つけまいと彼と距離を置こうとする。ガスは彼女の好きな作家に会うためオランダへの旅を計画するのだった。そして迎えた旅の最終日、ガスはあることを打ち明けるのだが・・・。

病気のために引きこもりがちなヘイゼルが、病歴を持ちながらも明るく前向きに生きる青年ガスと出会うことによって、変わっていく様を描きます。友情から愛情へと変わり、かけがえのない財産となる時間を過ごしたふたり。しかし、悲しい別れの時は徐々に近づいていくのでした。

何ともせつないラブストーリーでした。爆弾を抱え、いつか周りの人々を傷つけてしまう。そんな風に思っている少女に恋ができるのか?そう思いながら観ていましたが、二人の距離が次第に縮まり、理解し合っていき、そして、どんな状況でも強い意志があれば何でもできるのだと思わせてくれます。ここが限界、なんてのは結局は自分が決めること。諦めなければきっとできるのです。0と1の間には、小さいけれど、無限の時間があるのだから。

不知の病を患った若い男女のせつない恋の行方を描くラブストーリー。

2015/03/16

「エクソダス:神と王」鑑賞

先日、「エクソダス:神と王」を観てきました。リドリー・スコット監督作品。出演:クリスチャン・ベイル、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、ジョン・タトゥーロ、アーロン・ポール、ベン・メンデルソン、シガニー・ウィーヴァー、インディラ・ヴァルマ、マリア・バルベルデ、ダール・サリム、ゴルシフテ・ファラハニ他。 

紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)とたもとを分かつ。その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。過酷な旅を続ける一方で、彼はエジプトを相手にした戦いを余儀なくされていくのだった。

合戦につぐ合戦という感じの作品なのかと思っていましたが、きわめて宗教的な物語でした。エクソダス=大量の国外脱出ですから、当然なのでしょうが、予告編にだまされたという感じです。信仰心を持たなかったモーゼが、いかにして神の存在を信じ、神との対話により、多くの意志決定をなしてきたのかが描かれます。そこには数奇な運命を辿ったモーゼの姿がありました。

終盤の海を渡るシーンは、いわゆる海が真っ二つに割れるのとは違いますが、リアルに見せてもらったという感じです。そこに迫り来る敵に追われることでスリリングに展開し、合戦の要素を混ぜながら、大スペクタルシーンになっていました。CGの部分も多いのでしょうが、いったいどこまでが実写なのか?どうやって撮影しているのか?メイキングが見てみたい作品でした。

紀元前のエジプトを舞台に、王家の養子として育てられた男モーゼがたどる数奇な運命と壮絶な戦いを描くアドベンチャー作品。

2015/03/13

「プリデスティネーション」鑑賞

先日、「プリデスティネーション」を観てきました。マイケル・スピエリッグ 、 ピーター・スピエリッグ監督作品。原作:ロバート・A・ハインライン。出演:イーサン・ホーク、サラ・スヌーク、ノア・テイラー、フレイヤー・スタッフォード、クリストファー・カービイ、ロブ・ジェンキンス、マデリーン・ウエスト、ジム・ノベロック、クリストファー・ストーレリー他。 

1970年のニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)に自身が歩んだ人生を語る。それは女性として生まれて孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに1963年4月2日、まだ彼がジェーンだった頃にタイムスリップするのだった。

非常にややこしいタイムパラドックスモノでした。劇中の台詞にありますが、まさに卵が先か、雄鳥が先かという感じ。ぐるぐると時の輪をめぐりながら、抜け出すことのない悪夢のような体験を何度も味わうことになるのかと思うと、おぞましいです。

架空の世界という感じでがありますが、どこか不思議な未来的な時代設定が面白いです。謎の組織は過去から未来からエージェントを確保するために暗躍していたのでしょう。

SFが苦手で、特にタイムパラドックスが苦手な方は、かなりむずかしい作品になっていると思われます。そして、バーテンダー=エージェントが最後に取った行動とは?自分の未来を自らの手で摘むというのはどういう気持ちなのか?むずかしい精神状態だと思えます。これが避けられない運命なのかもしれませんが、そんな人生だったというのでは、あまりに悲しすぎます。

時空を往来する犯罪者を取り締まるエージェントと出会い、その仲間になった青年が繰り広げる戦いと彼が抱える宿命を描くSFサスペンス。

2015/03/10

「6才のボクが、大人になるまで。」私的映画考Vol.300

先日、「6才のボクが、大人になるまで。」を観てきました。リチャード・リンクレイター監督作品。出演:エラー・コルトレーン、パトリシア・アークエット、ローレライ・リンクレーター、イーサン・ホーク、イライジャ・スミス、リビー・ヴィラーリ、ジェイミー・ハワード、アンドリュー・ヴィジャレアルほか。第87回アカデミー賞助演女優賞受賞作品(パトリシア・アークエット)。

テキサス州に住む6歳の少年メイソン(エラー・コルトレーン)は、キャリアアップのために大学で学ぶという母(パトリシア・アークエット)に従い、姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)と共にヒューストンに転居、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、義父の暴力。周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していくのだった。12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も、そして失恋の苦い味も覚えたメイソンは夢を抱きながら大学へと進学し、母親から巣立っていくのだった。

主人公や両親など登場人物が12年にわたって演じ、撮り続けるという斬新な手法で描いた本作。ドキュメンタリー作品のような雰囲気もありながら、しっかりドラマがあります。なにげない日常を描くわけですから、大きな出来事は起こりませんし、物語もたいした盛り上がりを見せません。それでも、画面に釘付けでした。本編が165分という長尺ではあったのに、です。主人公メイソンを中心に、家族を描きますが、その都度、しっかりと心の機微を捉えているのです。

これは大変なプロジェクトだとは思います。同じキャストで12年間をリアルタイムに追い続けるのですから。しかし、時代考証をしなくても良いというメリットはあります。ゲーム機や、テレビ、自動車等は移り変わっていきますし、その時代にしかなかった出来事も交えて、そのままリアルに撮影して良いのですから、これほど楽なことはないでしょう。ただし、経済的なことを考えなければ。

6才から18才まで、子どもは大きく成長します。その過程をつぶさに見ながら、母親の喜びも悲しみもありました。笑顔で送り出して上げたいのでしょうが、嘆きしか出ません。その気持ちはわからないではないですが、何となく違和感を感じました。メイソンの父役のイーサン・ホークのナチュラルな演技もあいかわらずで、良かった。

ラスト近くメイソンのガールフレンドが言います。「一瞬を大事にしろ」と。人生は瞬間、瞬間の積み重ねで、生きているその時を大切にすることが大事なのではないかと。そして、それは映画でも同じことだと。そんな風に感じました。また、時間は誰にでも平等にな流れ、止められない。だからこそ貴重で、素晴らしいモノなんだと思えました。

6歳の少年メイソンの成長とその家族の12年間の変遷を同じキャストでとらえたヒューマンドラマ。

2015/03/09

「ビッグ・アイズ」鑑賞

先日、「ビッグ・アイズ」を観てきました。ティム・バートン監督作品。出演:エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ、ダニー・ヒューストン、エリザベッタ・ファントン、ジョン・ポリト他。 

大きな瞳でどこか悲しげな子供を描いた絵画「BIG EYES」シリーズが1950~1960年代に一大ブームとなり、作者のウォルター・キーン(クリフトフ・ヴァルツ)は一躍脚光を浴びた。しかし真の作者は彼ではなく、彼の妻マーガレット(エイミー・アダムス)だった。彼女は内気な性格で、唯一自分の感情を表すことができるのは「BIG EYES」だけだった。マーガレットは、自分の感情を表現できる作品を守るために、真相を公表しようとするのだった。

あれよあれよと作品が売れていき、時代背景もありましたが、口の達者なウォルターが作者と言うことで、浸透していきます。最初はそれに甘んじていたマーガレットでしたが、その現状を打破すべく、立ち上がります。終盤はその裁判の様子を描いていきます。自分の作品と娘との生活を守るため、権利を主張すべく立ち上がるマーガレットでした。

ウォルター・キーン役のクリフトフ・ヴァルツの詐欺師っぷりも見事ですが、裁判での一人芝居も見事です。ほとんど彼が一人でしゃべりまくっているのかと思うような作品になっている印象です。そして最後の最後まで実にみっともない。これが実際にあった話しだというのですから、本当に真実は奇なりです。

特異な作風で世界中で大ブームを起こした絵画を手がけていたのが、実は作者の妻だったという実在の事件をテーマに、60年代のアート界に衝撃を与えたスキャンダルの行方を綴る人間ドラマ。

2015/03/06

新しいテレビを買おう!

現在、リビングではソニー4Kブラビア「KD-55X8500A」を使っていますが、寝室では同じくソニーのブラビア「KDL-22J5」を使っています。特に問題なく使えてはいたのですが、22型ととにかく画面が小さく、見にくさを感じていました。そこで、テレビを買い替えることにしました。

ベッドサイドのチェストの上に置いていて、左側にテレビ、右側にブルーレイレコーダーを2台重ねていました。そのスペースの関係上、テレビのサイズが限定されていたというのもあり、テレビ台+αの収納をまず検討する事にしました。

新しいテレビのサイズとしては32型~42型くらいを考えています。テレビ台はピンからキリまでありますが、良いモノは実に高価です。できれば5万円くらいの予算で考えたいですが、なかなかありません。それに、以前から思っていたのですが、テレビ台だけだとテレビの上の空間が無駄になってしまいます。なので、天井まであるようなテレビ台+壁面収納を考えていました。

色々さがした結果、ありました。安価でかつ天井まで使え、32型~42型くらいのテレビが置けるモノが!「【NDS Plusシリーズ】 DS60シリーズ テレビ台 NDSP-TV120」です。サイズも、使い勝手からも問題ありませんし、価格も1万円以下と安価です。シリーズの他の商品と組み合わせれば、天井までの壁面収納としても使えます。

テレビ台+ハイラック+上置きを合わせて購入しました。色はホワイト。合計3万円ほどになりました。結構人気があるようで、楽天市場でもなかなか在庫を抱えている店舗がありません。何軒か当たった結果、3店舗からそれぞれを購入することにしました。

後は到着を待つばかりです。

つづく

2015/03/05

「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」鑑賞

先日、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」を観てきました。ジェマイン・クレメント 、 タイカ・ワイティティ監督作品。出演:ジョナサン・ブロー、タイカ・ワイティティ、ジェマイン・クレメント、ベン・フランシャム、コリ・ゴンザレス=マクエル、スチュワート・ラザフォード、ジャッキー・ヴァン・ビーク他。

379歳のヴィアゴ(タイカ・ワイティティ)、183歳のディーコン(ジョナサン・ブロー)、862歳のヴラド(ジェマイン・クレメント)、そして8000歳のピーター(ベン・フランシャム)は、現代社会で共同生活を送るヴァンパイア。夜な夜な楽器演奏会やセクシーダンスをして過ごし、たまに郊外に飛んでいっては馴染みのパブで遊び狂う、なんとも奇妙で陽気で愉快な日々を送っていた。そんなある日、ピーターが大学生のニック(コリ=ゴンザレス・マクエル)にうっかり噛みつき、彼をヴァンパイアに変えてしまう。やがて、ニックが親友のスチュー(スチュワート・ラザフォード)をシェアハウスに招き入れてしうまうのだが。

ヴァンパイアたちの住む家に、カメラクルーが取材のために入り込み、撮影するというモキュメンタリータッチ作品。実際に、膨大な時間を撮影し、台詞はアドリブも多いんだとか。それを編集し、90分の作品を作り上げています。

実に愉快な生活を、ヴァンパイアあるあるを交えて紹介していきます。ストーリーもちゃんとあり、終盤に向かって盛り上がります。ヴァンパイア以外にも、狼男やビースト等々沢山のモンスターが街中に潜んでいるようです。

とにかく笑って笑って、楽しむ作品ですので、良くあるヴァンパイア作品のような恐怖や格好良さなんかを求めている人には不向きな作品です。

現代社会で共同生活をしている4人のヴァンパイアたちの日常をつづった、モキュメンタリータッチのコメディ。

2015/03/04

「サンバ」鑑賞

先日、「サンバ」を観てきました。エリック・トレダノ 、 オリヴィエ・ナカシュ監督作品。出演:オマール・シー、シャルロット・ゲンズブール、タハール・ラヒム、イジア・イジュラン、イサカ・サワドゴ、エレーヌ・ヴァンサン、クリスチャン・ミレ他。 

セネガルからフランスに来て10年、様々な仕事を経験してきた青年サンバ(オマール・シー)に、ある日突然、ビザの失効により国外退去命令が出される。移民支援協会ボランティアのアリス(シャルロット・ゲンズブール)は、窮地の中でも屈託ない笑顔を向けてくるサンバに興味を持ち、彼を救おうと尽力する。そして、サンバの周りには彼の不思議な魅力に惹かれた人たちが集まってくる。そんなある日、サンバの身に思いもよらぬ出来事が起こるのだった。

最強のふたり」の監督&主演コンビによる人間ドラマ。サンバの周りのフランスで働く不法移民の外国人たちは、逆境に耐えながらも、楽しく、明るく過ごしていました。それを見守るのが移民支援協会ボランティア。相談に乗りながらも、一定の距離を保って接しているはずでしたが、サンバとアリスは次第に惹かれあっていくのでした。

また、友人たちも愉快です。中でも陽気なブラジル移民のウィルソン(タハール・ラヒム)は最高です。やることなすことハチャメチャで、脱線することもありますが、暗くなりがちな物語に笑いを提供してくれます。サンバとウィルソンの掛け合いも面白いです。

移民問題や燃え尽き症候群などが物語の中心ではありますが、笑って笑って、最後にはほろっと感動させてくれる、ラブストーリーとしても楽しめる快作です。

ビザの更新を忘れ、フランスからの国外退去を命じられたアフリカ系青年と、彼を窮地から救おうと奮闘する女性や愉快な仲間たちの姿を描くヒューマンドラマ。

2015/03/03

「フォックスキャッチャー」鑑賞

先日、「フォックスキャッチャー」を観てきました。ベネット・ミラー監督作品。出演:スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、シエナ・ミラー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、アンソニー・マイケル・ホール、ガイ・ボイド、ジェームス・ブラット・ライス他。第87回アカデミー賞、監督賞、主演男優賞他ノミネート作品。 

レスリングオリンピック金メダリストでありながら、練習環境にも恵まれず苦しい生活を送っているマーク(チャニング・テイタム)は、ある日デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポン(スティーヴ・カレル)からソウル・オリンピック金メダル獲得を目指したレスリングチーム“フォックスキャッチャー”の結成プロジェクトに誘われる。名声や孤独、欠乏感を埋め合うよう惹き付け合うマークとデュポンだったが、デュポンの移り気な性格と不健全なライフスタイルが徐々に二人の風向きを変えていく。そんな中、マークと同じ金メダリストである兄デイヴ(マーク・ラファロ)がチームに参加するのだった。

静かな印象の作品でした。音楽は少な目で、派手な演出による盛り上がりはありません。レスリングの試合のシーンでも、たんたんと試合は行われ、音楽で盛り上げようという感じはありません。まるでドキュメンタリーのようなトーンで描かれて行きます。実際にあった出来事を基にして作られている本作は、どことなく怖い感じがします。得体の知れない恐怖感が漂い続けているのかもしれません。

大富豪の考えていることは良くわかりませんが、特にこのスティーヴ・カレルが演じるところのジョン・デュポンはさっぱりわかりません。時に友好的に親密になったかと思えば、張り手をお見舞いするほど激昂することもあったり、練習場で銃を撃ってみたりとでたらめです。お金で人を動かしてきたのかもしれませんが、それでは心はつかめないのでしょうね。心を許せる友人もなく、敬愛する母も逝ってしまう。そんな時、事件は起こってしまうのでした。

デュポンの秘めた狂気が増幅され、暴走するシーンは、凄まじいです。無表情な表面からはわかりませんが、全編を通してみると、彼の中で何かがふつふつと煮えたぎっていくのがわかってきます。怒りを通り越した何かが・・・。

御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を題材にし、富や名声、孤独といった心の暗部でつながれた富豪と金メダリストの病的な心理を描き出す人間ドラマ。

2015/03/02

「あと1センチの恋」鑑賞

先日、「あと1センチの恋」を観てきました。クリスチャン・ディッター監督作品。出演:サム・クラフリン、リリー・コリンズ、クリスチャン・クック、スーキー・ウォーターハウス、アート・パーキンソン、ノーマ・シーハン、ジェイク・マンリー、ニック・リー、ジェイミー・ビーミッシュ、ジェマ・カラン他。 

幼なじみのロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上恋人未満の関係。他愛もない話も夢の話も恋の話も、何でも共有してきた。2人の夢は、この小さなイギリスの田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学へ一緒に進学すること。しかし、ロージーは地元に残り、アレックスをボストンの大学へ送り出す。互いを想う言葉を口にできないまま。そして、運命のいたずらに翻弄され、12年もの間、近づいては離れてを繰り返す2人だった。

何とももどかしい、2人の関係。最初のボタンの掛け違いから、ずれ始めたふたりの関係。記憶の相違(喪失)、誤解、恋のライバル、読まれることのなかったラブレター等々。あの時こうしていたら、違う人生があったに違いないと言う想いが誰しもあるはず。それが人生のパートナーになる人であれば、なおさらのこと。

時代の移り変わりが、良くわからなかったけれども、美しい情景を交えての、ラブストーリーは楽しめました。ふたりには、きっと、幸せな結末が待っているに違いない。

互いを想いながらも、愛を打ち明けられないまますれ違いを続ける幼なじみの男女の恋の行方を描くラブストーリー。

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