2015.05映画鑑賞総括
5月の劇場での映画鑑賞は7本。今年の累計 45本。今月は、少な目の本数で推移しました。
0501 フォーカス
0504 イミテーション・ゲーム
0518 ラン・オールナイト
0522 メイズランナー
0525 チャッピー
0527 博士と彼女のセオリー
0529 デッドシティ2055
今月は、アクション、ドラマ、ラブストーリー、SFとバラエティに富んだ作品がありました。
今月良かったのは、「博士と彼女のセオリー」。理論物理学者として宇宙の起源の解明に挑むなど、数々の研究で現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士が、難病と闘いながら、研究に打ち込むために、献身的な愛で支え続けた元妻ジェーンの手記を映画化した人間ドラマ。本年度アカデミー賞、主演男優賞受賞作品でした。
ホーキング博士の名前こそ知っていましたが、どんな半生を送り、どんな研究をしていたのか詳しくは知りませんでした。伝記的な物語ではありますが、ラブストーリーの側面が強く、ややこしい理論の話しは横に置いておいても、感動的なストーリーとして楽しめる作品になっています。主演男優賞受賞は納得の作品でした。
「イミテーションゲーム」も良かったです。第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマ。こちらも実話を基にした物語で、この事実を英国政府は封印していたというのも納得です。そこには厳しい選択があり、それだけの葛藤が当事者にはあったに違いありません。
「チャッピー」も良かったです。これまで「第9地区」や「エリジウム」で近未来を描いてきたニール・ブロムカンプが描く人工知能を搭載したロボットの物語。設定は2016年という極近未来に南アフリカのヨハネスブルグを舞台。赤ちゃん同然のAI搭載の警察用ロボットが善悪や存在意義に葛藤しながら、未来を切り開いていく物語。とにかく愛嬌のある言動で和ませてくれますが、ここまで来ると人間とロボットの違いはいったいどこなのか?魂の存在は?なんて、ちょっと小難しい問題も発生してきますが、そんなことは気にせず、チャッピーの活躍を楽しみたい作品です。
来月6月は、今月始まってまだ見ていない作品を見たあとは、「ハンガーゲームFINAL」「トゥモローランド」「マッドマックス」と続きます。
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