2015.06映画鑑賞総括
6月の劇場での映画鑑賞は7本。今年の累計 52本。今月は、少な目の本数で推移しました。
0601 誘拐の掟
0603 ラスト5イヤーズ
0615 ハイネケン誘拐の代償
0622 ハンガーゲームFINALレジスタンス
0624 Mommy/マミー
0626 陽だまりハウスでマラソンを
0629 トゥモローランド
今月は、アクション、ドラマ、ラブストーリー、SFとバラエティに富んだ作品がありました。
今月良かったのは、「Mommy/マミー」。母と障害を抱える息子の深い愛情と葛藤を描き出したヒューマンドラマでした。なんと言っても画面サイズが1:1の正方形というのが、珍しかったです。なぜこんな画面サイズなのか?と言う疑問を描きながら見ています。普段と違いますから何とも窮屈な印象を受けます。そして、劇中。画面サイズが変わります。スケボーに乗りながら、楽しそうに過ごす主人公が画面をグググッと広げるのです。ああ、1:1の窮屈な画面サイズは閉塞感を現しているんだなあと思えました。心も体も自由になっていくと画面サイズが広くなっていくのです。効果的な使い方でした。内容自体も、考えさせられる、深い内容で、良作でした。
「陽だまりハウスでマラソンを」も良かったです。人生の晩年を迎えた元マラソン選手の老夫婦がホームに入居し、再びフルマラソンに挑戦する姿をユーモアたっぷりに描いた人間ドラマでした。“老い”をテーマに、挑戦することに年齢が関係ないと言うことを教えてくれました。立ち止まったらおしまい。少しでも前へ歩き続けることが大切なんだと。
「ハイネケン誘拐の代償」は名優アンソニー・ホプキンスの渋い演技がもう少し楽しめるかと思いましたが、少々物足りない感じでした。「ハンガーゲームFINAL」は完結編の前編、アクションは少な目で、システムの裏側を垣間見たようでした。後編は2015年11月公開予定。「トゥモローランド」は異次元世界の存在が少々難解さを感じさせますが、エンターテインメント作品としては上々の作品でした。
来月7月は、今月始まってまだ見ていない作品を見たあとは、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」と続きます。
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